第13回 パーソナリティ障害02

疑い深く風変わりな A群

 A群の特徴としては、他人と親しくなることに恐怖を感じるため、対人関係を作れない傾向や自分の不快な感情を認めず、他人のせいにする傾向があります。

 

①ジゾイド(スキゾイド)パーソナリティ障害

感情表現に乏しく、親密な対人関係を避け、自分の世界に引きこもる傾向がある。統合失調質パーソナリティ障害ともいう。

 

②猜疑性(妄想性)パーソナリティ障害

不信感が強く、はっきりした根拠がないのに、他者が自分をだましているなどと考える。親密な人間関係を築けず、変人として扱われる。

 

③統合失調型パーソナリティ障害

奇妙な思考や行動が特徴。自分の思考にはテレパシーや千里眼、呪いのような特殊能力があると考える。DSM-Ⅳ-TRでは失調型パーソナリティ障害としている。

 

 B群では、反社会性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害が含まれます。これらの障害では、攻撃的な態度や気まぐれで激情的な態度、感情的な態度が共通してみられます。

 

 反社会性パーソナリティ障害のように、犯罪につながることもあります。しかし、そういった態度の背景には、他者との関わりにおける不安感や急遽感があると考えられています。特に境界性パーソナリティ障害では、見捨てられ不安が非常に強くみられます。

 

①反社会性パーソナリティ障害

攻撃的で衝動的で、無責任な行動が多い

人をだます傾向がある

良心の呵責がなく、犯罪を繰り返し行うことも多い

 

②演技性パーソナリティ障害

周囲の注目を引こうとして、感情や考えをオーバーに表現したり

化粧や服装に凝ったりする

自己中心的で感情的

 

③境界性パーソナリティ障害

感情が不安定で、他者に対する評価も賞賛と幻滅が即座に入れ替わる

見捨てられ不安が強く、自分に関心を向けるため自傷行為に走ることも

 

④自己愛性パーソナリティ障害

自分は最高で選ばれた人間だという自負を持ち自分を誇大化して見せる

他人からの賞賛を要求する

共感の欠如も特徴

 

不安が強く臆病な C群

 C群には、回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害が含まれています。

 

 C群の特徴は、なんでも他人にしてもらいたいという強い受け身の姿勢です。人に嫌われたくない、傷つきたくないという不安感が強いために、自分から行動することに対して非常に臆病になります。

 

①回避性パーソナリティ障害

親しい対人関係を求めていながら、傷つくことを非常に怖れるがゆえ

に他者との関係を回避する

「社会的な引きこもり状態」になる

 

②依存性パーソナリティ障害

なにごとも自分で決められず、依存する相手の判断に従う

一人でいられず、恋人などとの別離を避けようとする

不安や無力感が強い

 

③強迫性パーソナリティ障害

几帳面で融通が利かず、完璧主義

他人にも完全を望むため、トラブルを起こしやすい

娯楽や友人関係より、仕事を優先する

 


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